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昭和末期から平成初頭にかけての競馬ブームの原動力の一つとなった武豊。デビュー年の新人最多勝利記録にはじまり、数々の「史上最年少」「史上最速」「史上最多」その他の勝利記録を打ち立てているもはや伝説級の騎手です。しかも現在(記事執筆時2024年4月)もなお騎手騎手クラブ会長(選手会長)を務めながら、今度は数々の史上最年長記録を更新し続けている超人でもあります。
現在の競馬ブームの要因の一つに『ウマ娘』があることは間違いありませんが、1990年前後のブームの原動力には何頭かの名馬と人気騎手の存在がありました。その中でもとびぬけて人気・実力、さらに父・武邦彦譲りの血統を持っていたのが武豊でした。とにかく毎年毎レース、彼が乗るたびに話題になったものです。
実力の世界で「血統」というとあまりいい印象を持たない方も多いと思いますが、競走馬に関しては「馬は血で走る」というくらい血統が重視されます。そんな世界で「ターフの魔術師」と呼ばれた父を持つ彼の登場は、いい意味でも悪い意味でも注目されるのは仕方ないことでしょう。そしてそれを確かな実績を積み重ねて、ある意味証明していったのが武豊でした。
そんな彼の人気絶頂の頃にリリースされたのがこの『武豊のエキサイトダービーゲーム』です。盤面下の磁石で競走馬フィギュアを動かし、盤面の突起と磁石の作動状態の変化によって順位を変動させつつゴールを競います。基本的なシステムは1970年代からアーケードのメダルゲームでも使用されていたものです。
さらに本ゲームでは架空のレースを実況するカセットテープが付属しました。すでに70年代のハイセイコーなどの時代からいわゆる杉本節をはじめ、競馬実況もまたレースの華でした。その実況をゲームに採りこむことができたのは、この時代にはカセットデッキが一家に一台からポータブルもあわせて一人に一台以上といってもいい程に普及した影響だと思います。アナウンスにはじまりファンファーレからスタートし、ゴールにいたるまで、臨場感あふれるゲームを演出します。
本体にはファンファーレのみを鳴らすレコードユニットも内蔵され、カセットなしでも発射の合図が楽しめます。もちろん現在なら高性能の音声ユニットを内蔵してランダム再生できたり、あるいはスマホと連動できたり、将来的にはAIレースの状態を判断して中継なんてこともできるかもしれません。だけどまだまだ貧弱なガジェットしかなかった時代、アイデアと工夫をこらして競馬場の雰囲気を再現しようとした試みをぜひ味わってみてください。
リトルワンでは競馬関係のぬいぐるみ・グッズなどの買取をお待ちしております! ウマ娘のぬいぐるみやフィギュア、今回のような実在騎手タイアップものなどなど、馬&ウマ関係大歓迎です!!
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営業時間:10時~19時
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